Approach
弊社が扱うアセット(資産)の多くは、築年数の長い木造建築や開発基準の厳しい土地など一般的に機関投資家にとって取扱いが困難なものです。これらは、類似アセットの取引情報が少ない、機関投資家による投資実績が少ない、アセット自体を理解するのが難しい、あるいはアセットをどう活用するかが分からない等の理由から、長年引き取り手がつかず放置されているケースが多々あります。一方でKirakuではこれを、老朽化が進む日本の大切な資産や事業を価値のあるビジネスへと再生させる貴重な「チャンス」と捉えており、この目的達成に向け3段階のアプローチをとります。
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Identify1アセットとビジネスアイデアの発掘
まずはデューデリジェンスを実施し、対象アセット(不動産または事業)がこれまでどのように運営されてきたかを検証のうえ、どのように不動産を有効活用し、事業の長期的価値を生み出せるかなどを考察しながらビジネスアイデアを作成します。不動産に対しては、小規模な設備投資から大規模な改修・開発までアセットの特性に応じて様々な選択肢が考えられます。事業に対しては、クラウドソフトウェアの導入やAPI統合などのテクノロジーソリューションで運営を効率化させたり、スペシャリスト(業界の専門家、ブランディングやマーケティング業者等)を採用するなどして事業に新しい価値を生み出します。また、必要に応じてKirakuの独自のソフトウェアを開発し、新たなITソリューションを構築します。
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Create2創造
自己の資金を投じ、ビジネスアイデアの検証を行います。検証を進める中で、様々な施策を実行・評価しながらビジネスアイデアに磨きをかけると共に、それを実現するための運営チームを構築します。その後、アセット・ファイナンスやコーポレート・ファイナンスによる第三者資金調達、または合弁による事業の拡大など様々な選択肢から最適な手段を検討します。この時点では、ビジネスの事例ができていることにより、機関投資家の出資や金融機関からの借入(ノンリコースローンなど)による資金調達も可能になります。
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Grow3成長
最終的には事業を自立させ、次のステージに向け更に展開・成長させることを目指しています。